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部署横断でもくもく会をやってみた

こんにちは。医療機関支援事業本部の隈部です。普段は、医療機関向けの分析サービス(JMDC QI)の開発を行っています。

 

今年、JMDCではアドベントカレンダーに参加しています。

qiita.com

 

本記事は、JMDC Advent Calendar 2023 5日目の記事です。

はじめに

  • 部署横断でもくもく会をやってみた
  • 効率的に問題解決できる
  • 他部署の業務を知る機会になって、社内交流にもなる

弊社では、週1回、1時間程度、AWSをテーマに部署横断でもくもく会を実施しています。今回はその様子や、参加してみた感想を紹介します。

もくもく会とは?

もくもく会とは、複数人が集まっておこなう勉強会や集会のことです。

「黙々(もくもく)と作業をする」という意味から、もくもく会と呼ばれています。

仕事の勉強会だけでなく、読書などのやりたいことをテーマに開催される場合もあります。

もくもく会とは?参加するメリットや向いている人、流れ、注意点を解説 | ビジネスチャットならChatwork

もくもく会立ち上げの経緯

私は今年の夏頃まで別の部署に所属をしており、そこの部署では「1ヶ月あたり0.1か月の勉強時間を業務として計上しても良い」という取り組みがありました。

その部署で基幹システムのクラウド移行をすることになり、AWSの勉強をしたいと思っていたメンバーがAWSもくもく会を立ち上げました。

さらに別の部署でクラウド移行プロジェクトに関わっているメンバーであったり、すでにクラウドを使っている部署のメンバーも参加し始め、部署横断型のもくもく会となりました。

このもくもく会は2023年5月から始めた取り組みで、現在半年ほど継続しています。

社内もくもく会の様子

もくもく会の様子をご紹介します。

開催頻度は週1回、1時間程度です。メンバーは基本的に在宅勤務のため、オンラインで開催しており、毎回3~6名ほど参加しています。

流れとしては、以下の通りです。

  1. やること宣言(アイスブレイク)
  2. もくもく
  3. 成果発表

やること宣言では、各自勉強することを伝えます。その内容はAWSの勉強や、普段の業務を効率化するツールを作ったり、人によって様々です。

もくもく会が立ち上がった最初の頃は、業務に必要なAWSの基本的な勉強をするメンバーが多かったですが、最近は実際の業務だったり、より実践的な内容を行っています。

各自の発表が完了したら、もくもくスタートです。

もくもく中は、各自のカメラとマイクのON/OFFは自由で、Meet上で音楽を流しています。ちなみに、LoFi Hip Hopを流すことが多いです ^^

時間になったら音楽を止め、成果発表です。各自1~2分で、今日やったことを発表して終了です。

参加して良かったこと

部署横断でのもくもく会に参加して良かったことを紹介します。

部署間で知識を共有できる

分からないことや詰まっていることを、チーム外の人に相談できる良い機会になっています。

JMDCはヘルスビッグデータを扱う会社なので、部署は異なっていてもDWHの開発に関わる部署が多いです。

同じAWSの機能やサービスを使っている場合もあるため、似たような課題に直面することもあります。

もくもく会の参加チームでは、AWSのAthenaやS3、Redshift、RDSといったサービスを使っています。

実際にあったことですが、

「今、こういうAWSサービスを使っていて、監視ツールを作ろうと思っています。」

と、最初のやること宣言で説明すると、

「それなら、以前作ったからこれ使ってみて」

と、ソースコードやドキュメントを共有してもらえました。

こんな感じで、もくもく会の場で問題解決することもあります。

 

データの仕様に関しての質問は、医療データは仕様が複雑なこともあり、普段から部署間でよくやり取りしています。

一方で、技術的なところでは各部署で独立していることが多いと個人的には感じています。

隣の部署の細かい技術領域まではよく知らなかったので、技術領域についても質問や相談できるようになって良かったです。

他部署の業務を知ることができる

AWSもくもく会を通じて、他部署の業務について知る機会ができました。

最初にその日にやることを紹介するのですが、自分の業務を紹介したり、他の人の業務を知ることができたりします。

例えば、ユーザーのアクセスログを取得するときに、自分のチームだけであれば、

「今日はユーザーのアクセスログを取得します」

だけになりますが、

他のチームの人もいるので、

「うちの部署ではTableauを使ったサービスを扱っています。今日はTableauユーザーのアクセスログを調査します」

という感じで少し詳しく説明することになります。さらに、サービス内容や具体的な業務を共有に発展したりもします。

BtoCサービスであれば、実際にサービスをアプリストアからダウンロードして触ったりすることができますが、BtoBサービスだと、隣のチームがどんなサービスを作っているか、どんな業務をしているか知る機会が意外と少ないと思っています。

部署横断でもくもく会をすることで、そのあたりを知る良い機会になっています。

他のチームの人が苦労してデータを作ってくれているおかげで、自分たちがそのデータを使い、サービスを作ることができているのだと改めて実感できます。

社内交流会になる

また、もくもく会は部署間の交流の場としても良いなと思っています。

同じ医療データを扱っているということもあり、ふとしたテーマから、話が盛り上がったりすることもあります。医療データは複雑で苦労するポイントも似ているので、そのあたりも共通点になっています。

最近はAWSの知識が増えてきたので、勉強だけでなく、通常業務をもくもく会の中ですることもあります。業務をしながら参加できるので、勉強会のテーマを用意する必要がなく、忙しいときでも参加しやすいです。

 

また業務内容であれば話すことも困らないので、自然と会話が生まれ、雑談や交流がしやすい環境になっていると思います。

ちなみに、最近のアイスブレイクでは、ブラックフライデーということもあり、最近買ったガジェットの話で盛り上がりました。二酸化炭素濃度計を持っている人が半分以上もいて、皆さん在宅勤務環境が充実していていいなと思いました。笑

 おわりに

普段はあまり関わらない人ともくもく会をやることで、いろいろな気づきや発見があります。今後も引き続き参加していこうと思います!

また、今はエンジニアだけのもくもく会ですが、違う職種(営業や企画、それ以外の方々)とも一緒にやってみるのも面白そうだなと思っています。

 

明日6日目は、三井さんです!お楽しみに♪

 

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