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テックイベント参加レポート(Kaigi on Rails 2023に参加してきました!)

こんにちは。プロダクトビジネス本部 WORK推進部の森山です。

私は今、産業保健向けのサービス「Pep Up for WORK」の開発を担当しています。

「Pep Up for WORK」は社員一人ひとりのメンタルヘルスケアを充実させることで、活気ある組織作りを実現することを目的としたサービスです。

 

今年、JMDCではアドベントカレンダーに参加しています。

qiita.com


本記事は、JMDC Advent Calendar 2023 4日目の記事です。

 

ざっくりまとめ

  • 久しぶりにテックイベントに参加したよ
  • オフラインで参加してみて、熱気を感じてやる気がアップしたよ
  • 得られるものがいっぱいあったよ

 

参加するキッカケ

ある時、技術メンターの方と1on1をしていて、「このイベント参加してみたら?」という提案をしてもらいました。

そもそも私がRuby on Railsを使ったアジャイル開発に最初に興味を持ったのは、Javaを使った金融サービスの開発を長年経験するなかで、次のキャリアに悩んでいたときでした。

そしてRuby言語に触れて、コーディングする楽しみやRailsの設計の面白さにハマっていき、「もう一度プログラマーとしてやっていこう」と思い直した経緯があります。

その後、Ruby on Railsを使ったWebサービスの開発に携わり、現在もRuby on Railsを使ってサービス開発を行っています。

そんな自分にとって思い入れもあるRuby on Railsのイベントで、この会議自体が初心者にも参加しやすいという名目で開催されていたので、久々のテックイベント参加への絶好の機会だと思い、参加を決めました。

kaigionrails.org

現地に行ってみて

イベント自体は2日間の開催でしたが、私自身はDay1は会場、Day2はオンラインでの参加となりました。

来場者は入り口で参加用のネームカードを渡されて、自由に自己紹介文を書いたり、シールを貼ったりできて、皆で一体となってイベントを作っていくWelcomeな雰囲気を感じました。

また入口のホールには協賛企業のブースがあり、各社とも来場者を飽きさせないような工夫がなされていて、楽しかったです。

こういったイベントに協賛することで、テック企業としてのアピールができ、エンジニア採用や対外的なイメージアップにも繋がると思いました。

 

オープニング

会場に入ってまず「人が多いな」と思い、同時にみなさんの真剣な熱気を感じました。

(モニター3台で、後ろの席でも見やすい工夫がされています)

オープニング

そもそもKaigi on Railsは2020年から始まっていたのですが、コロナの関係もあり、これまではオンラインでの開催となっていたそうです。

そんななか満を持して、今年2023年は初のオフラインでの開催となりました。

そのため、登壇者や関係者同士でも「やっとオフラインで会えた」というちょっとしたお祭りの様なムードになっていました。

 

良かったこと

2日間を通して、イベントとして楽しいのはもちろんですが、エンジニアとして短期的・長期的な糧になったなと感じた事も多かったです。

仲間がいるという安心感をもらえた

会場に入ってみてもそうでしたし、講演中もそうですが、企業という枠を超えて同じ様な立場で開発を行っている人たちを身近に感じることができ、とても嬉しかったです。

横を見ると同じタイミングで頷いていたり、この界隈独自の話題で笑いが起こったり、普段はあまり経験できない一体感と仲間意識を感じる事ができました。

「ああ、自分と同じ様な立場で日々頑張っている人たちがこんなにも大勢いるんだ」という風に感じることで、なぜか力が湧いてくる様な感覚でした。

何とかなりそうという自信がついた

講演の中では、普段自分が課題や不安に思っているトピックに関心がいくものだと思います。
「DB周り」と「パフォーマンス」についてのトピックを扱っているものがいくつかあり、個人的に印象に残りました。

うまくいったことばかりではなく、失敗した話や理想と現実の中でいかに折り合いをつけて、パフォーマンスの問題と向き合っているかなどを率直に語られているのを聞いて、「みんなそうなんだな」と思いながら、深く共感しました。

また、自分が担当しているよりもはるかに大きい規模でのメンテナンスの事例は、「こんな大きなシステムでできてるんだから、自分たちでも何とかなりそうだ」という自信にもなりました。

成長する為の心構えを得られた

開発をしているなかで切っても切れないことの一つに、ライブラリやフレームワークのバージョンアップがあります。
大抵の場合、必要に迫られて実施することになるため、正直に言ってこの作業にネガティブなイメージを持っているエンジニアも多いかと思います。

今回の講演の中で、「普段見ることのないライブラリやフレームワークについて知る機会と捉えてみよう」、という話がありました。

このようなタイミングで時間をとって調べてみると、改めて発見があり、結果的にスキルアップに繋がっていくという話でした。
また深く知ることで、その後の開発のスピードはむしろ上がっていくともおっしゃっていました。

『潜っていくことを恐るな』

これは普段のプルリクのレビューでも言えることで、「知らないところだから見ない」とするか、「せっかくだから見てみようと」するかで成長の度合いが変わってくると実感しています。

チャレンジしてみようという気になった

基調講演はRuby、Railsコミッタの方の話でした。
コミッタというと、一部の選ばれた人たちというイメージがありましたが、講演を聞くなかで、彼らも初めからすんなりとできた訳ではなく、ドキュメント修正のプルリクから始めたり、コミュニケーションで失敗しながら少しずつ貢献ができるようになっていったという過程を説明されており、とても勇気付けられる内容でした。

『まずはドキュメント修正から始めてみよう』
『自分で直せなくても、詳細なログをとることで解決の役に立てる』
『モンキーパッチするならプルリクしよう』

自分も機会を見つけて、やってみようと思いましたし、簡単な事から始めればいいんだとハードルが下がった気がしました。

おわりに

私にとって久々のテックイベントへの参加は、とても意義のあるものとなりました。

もし日頃の業務で課題に感じることや壁を感じている方がいらっしゃれば、こういったイベントに参加してみるのもいい機会になるかもしれません。

 

明日5日目は、隈部さんです!お楽しみに♪

 

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